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【体験談】SES企業の優良ホワイトの見分け方・選び方。SES経験者のリアルな声

2021年5月10日

T業界においてSES企業というとブラックなイメージを抱く人が多いですが、もちろん優良ホワイトな企業もあります。

未経験状態からITエンジニアに転職する場合、いきなり自社開発会社や大手SIerに入り込むのは非常に狭き門。

だから未経験でも入社しやすいSES企業で開発経験を積むのが一般的。

でもそのSES企業がピンからキリまであって、末端工程ばかり何年もやらされて30代になっちゃうとか、残業多い、研修もろくにやってないようなブラック企業だったり、入社したことを後悔するような企業もある。

エンジニアとしての貴重な時間をそんな会社に費やすのは時間の無駄だから、最初に入る会社は間違えたくないですよね。

優良ホワイトなSES企業とブラックSES企業の見分け方が知りたいな!

どんなところに注意して企業を選べばいいの?

こんな疑問を解決する記事を用意しました。

この記事でわかること

  1. 優良ホワイトなSES企業の5つの条件 
  2. 優良ホワイトなSES企業の見分け方

この記事では、実際にSES企業で働いた経験がある男女12人にアンケートを取り、体験談に基づく具体的かつリアルな声を掲載しています。

経験者だからわかる優良ホワイトなSES企業の見分け方・ポイントをわかりやすくお伝えするので、最後までじっくり読んでみてくださいね。

優良ホワイトなSES企業の条件とは?

SES企業とはエンジニア業界において選ばれる就職先の一つであり、自社に所属しているエンジニアを受託開発会社等に出向させてシステム開発や運用などの業務にあたらせる企業です。

SES企業は、エンジニア未経験者の人でも入社が簡単であり、いち早く「未経験」の肩書きを外すため、エンジニアの就職の一つの手段として挙げられています。

 ですが、入社するSES企業によってその後のエンジニア人生が円滑に進むかどうか決まるとも言われていいます。

では、優良なSES企業とは一体どんな企業なのでしょうか?

優良ホワイトなSES企業の条件

  1. 元請け・2次請の案件が多い
  2. 残業代がきちんと払われる
  3. 昇給制度が明確
  4. 研修制度がきちんとしている
  5. 社員の定着率が高い

一般的な企業でも共通するところはありますが、こんなポイントを抑えて企業選びをすると良いでしょう。

一つずつ解説します。

優良ホワイトなSES企業の条件① 元請け・2次請の案件が多い

SES企業の主な顧客はその仕組み上、受託開発会社がほとんどです。

そして、IT業界の特徴としては、1つの案件に関して2次請け、3次請けと下請け企業に案件をどんどん流す多重下請け構造となっているため、同じ案件に同じだけの時間をかけてと入り組んでいたとしても、自分の在籍する企業が3次請けとして業務にあたった場合、自分の給料自体が低くなる可能性があります。 

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上図のように、3次請け、4次請けと下のブラック闇SES企業になればなるほどその企業に入ってくるお金自体は少なくなってくるので、必然的にその会社に所属しているエンジニアの給料も少なくなるのです。

であれば、その企業がホワイトSES企業なのかを判断するには、その企業が元請けや2次請けの案件をどれだけ獲得できるいるのかを事前に情報収集する必要があります。

SES企業の持っている営業力というのは企業を選ぶための1つの判断基準となります。

営業力の目安として挙げられるのは、エンドユーザーもしくは元請け企業とのつながりがあるかという点です。

これらのつながりを独自で構築していて、たくさん持っていれば、必然的に元請けや二次請けの案件も多くなるので、エンジニアの給料も大きくなります。

ここでのポイント

  • エンドユーザーや元請け企業からの案件を受注できているかどうか。
  • 社内の人と会える機会があるのであれば、きちんと質問をして納得できる情報を集める。

優良ホワイトなSES企業の条件② 残業代がきちんと払われる

優良ホワイトSES企業に勤めるエンジニアはクライエント先での勤務で、ブラック闇企業のように極端な残業を求められるケースはほとんどありません。

なぜなら、SESエンジニアが残業をすること=クライアント会社にとっては経費が増えることになりメリットもないため、きちんと定められた時間内で作業をすることが求めるからです。

 しかし、SES企業の中にはみなし残業制度を取り入れたり、名ばかり管理職という形で残業代を支払わない、もしくは最初伝えていた金額と違う報酬を払うような闇ブラックSES企業も存在しています。

なので、就職の際の情報収集としては求人広告だけを頼りにするのではなく実際に働いている人の口コミや経験談などを集めて判断することが大切でしょう。

優良ホワイトなSES企業の条件③ 昇給制度が明確

企業が会社の利益をきちんと社員に還元していたり、エンジニアのことをきちんと考えているかを判断する基準として、『昇給制度』が明確であることがあげられます。

面接で確認すべき点は、

  •  昇給は年何回あるのか?
  • 評価制度は明確化されているか?

などです。

これらを明確にはっきりと答える企業であれば、その企業は優良ホワイト企業であると言えます。

 逆にそういった質問に対して、面接官があいまいに答えたり、説明会などでもらう資料に具体的な明記がない場合は間違いなく闇ブラックSES企業である可能性が高いです。

優良ホワイトなSES企業の条件④ 研修制度がきちんとしている

SES企業のメリットとしてはIT業界未経験でも就職可能な点ですが、ホワイトな優良企業であれば研修制度が充実しています。

例えば、

  • 自社教材を使ったり、スクールに通わせてくれる
  • 研修期間中も給料をきちんと出したうえで研修に行かせてくれる
  • 専任の講師による技術研修

こういった豊富な研修制度を実際に行っているホワイトSES企業も多いですが、中には求人広告でこう謳っておきながら実際にはやっていないで入社したらすぐに現場配属という闇ブラックSES企業も存在するので、きちんと面接時に確認をしましょう。

優良ホワイトなSES企業の条件⑤ 社員の定着率が高い

優良ホワイトなSES企業は、社内制度や給与システムをきちんと構築し、働きやすい環境を作るために福利厚生をきちんと整えているので、もちろんのことながら社員の定着率は高いです。

 逆に闇ブラックなSES企業ではどうでしょうか。

そういった企業では、求人広告で謳っている内容と違うといったことやパワハラなどが横行していることがほとんどなので、必然的に社員の離職率が高いのです

またエンジニアの求人で常に名前を見かける会社というのは、それだけ離職者が多いために常に人手が足りなくなっているので求人をかけているという可能性もあります。

なので、面接の際にはきちんと社員のその後の定着率まで確認してみましょう。

優良ホワイトなSES企業の条件

  1. 元請け・2次請の案件が多い
  2. 残業代がきちんと払われる
  3. 昇給制度が明確
  4. 研修制度がきちんとしている
  5. 社員の定着率が高い

ここまでのことを入社を決める前にリサーチしたり面接でしっかり確認しましょう。

そうすることで優良ホワイトSES企業への就職がしやすくなります。

SES優良ホワイト企業の見分け方・選び方

では、SES優良ホワイト企業を見分けるためには何を基準に判断したらよいのか?ということについて深掘りしていきましょう。

優良ホワイトSES企業を見分け

  1. 案件実績を具体的に公開しているか
  2. HPで取引先企業を確認する
  3. 営業マンにITの知見があるか
  4. SESエンジニア経験者口コミまとめ

以上4点について説明していきます。

SES優良ホワイト企業の見分け方① 案件実績を具体的に公開しているか

求人広告や公式サイトを見た際に、きちんと案件実績を公開しているかを確認してみましょう。

これを確認することで、その会社自体がどれだけ業界で認知されているのかを知ることもできますし、先ほど述べた会社の営業力を知ることもできます。

特に問題ない優良ホワイトSES企業であれば、ここを包み隠さず公開していたり、面接でもきちんと伝えてくれることがほとんどです。 

逆に、闇ブラック企業の場合だと案件実績を公開していなかったり、面接で実際に聞いても答えられなかったりはぐらかされることもあるのでそこを判断基準にすることも大切です。

SES優良ホワイト企業の見分け方② HPで取引先企業を確認する

会社情報を調べるうえでHPを見ることも多いと思いますが、この時に必ず取引先企業を確認しましょう。

取引先企業の社名をきちんと確認することで、案件をどこからもらえているのかを知る情報源の一つです。

その取引先企業を見ることで、以下の3つのパターンが見えてきます。 

  1. 取引先に非IT系の企業があれば、その会社は自社の力で元請け案件を獲得している可能性が高い。
    =受託開発もやっている。
  2. 大手システム会社がある場合、その会社の案件は2次請の案件を抱えている可能性が高い。
  3. あまり知らないIT企業があれば、その会社が抱えている案件は3次請以下の可能性が高い。

 なので、こういった情報を随時確認しながら面接などの予定を組み込むことでより優良ホワイト企業への就職もしやすくなるでしょう。

ですが、優良ホワイト企業を装った闇ブラック企業の場合は、ここを公開していなかったり、実際は書いている内容と違うもしくはほとんどでたらめといった事例もあるので気をつけましょう

SES優良ホワイト企業の見分け方③ 営業マンにITの知見があるか

企業に勤めるエンジニアが案件によってスキルアップできるかどうかは、その会社に所属している営業マンの力量次第です。

なので、その営業マンがITに関する知見をきちんと持っている必要があります。

もちろん優良ホワイト企業では営業マンに対してもITの知見を身につけるための研修などの制度が整っているので、エンジニアと円滑なコミュニケーションが行われており、仕事がしやすい環境が整っていいます。

 ですが、闇ブラック企業の場合営業マンも研修がないまま現場配属される場合がほとんどなのでエンジニアが困るような案件を取ってきたり、営業マンのほうが影響力を持っているためにエンジニアが働きづらい環境になっている場合が多いです。

なので、社内インターンなどある場合はエンジニアと営業マンの関係性などに着目してみいるといいかもしれません。

SES優良ホワイト企業の見分け方④ SESエンジニア経験者口コミまとめ

ここではクラウドソーシングで集めた、SESエンジニア経験者の口コミを一挙公開します。

ユニークな意見もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

口コミ① トイレや喫煙所を確認する

トイレや喫煙所を利用させてもらうといいです。
雰囲気が暗かったり、トイレや喫煙所が汚い場合は確実にブラック企業です!

あとは机の上も判断基準になります。
机の上に私物や趣味の道具がある会社は結構個人を尊重してくれる傾向にあります。

(30代男性/2006~現在までSES企業2社経験)

口コミ② 「未経験歓迎、風通しがいい」は要注意

HPに社長やスタッフの顔写真が掲載されていて社員の表情が明るいことがホワイト企業の一つの特徴です。

面接時に仕事に関係のない質問を面接官がしてくるところはブラックの可能性大。

未経験歓迎、風通しがいい、という文言でエンジニア募集している会社はブラックの可能性が高いのでやめたほうがいいです。

(30代女性/2013~2015年)

口コミ③ 「なんでもできます」「これから伸びる会社です」は要注意

面接時に社長や営業担当らに「自社の優位性」を聞くことが大事です。
「なんでもできます」「これから伸びる会社です」みたいなスタートアップは非常に危険です。
逆に言えば「なんにもないからどんな案件でも受けるしかない」「派遣先の相手のどんな要求も飲むしかない」ということだからです。
本当に気を付けたほうがいいです。 代わりがいくらでもいると思われている業界です。

(30代男性/2017~2018年)

口コミ④ 退職者率が低いとわざわざ謳っている会社は要注意

退職者率が低いとわざわざ謳っている場所は怪しいと思う。
私が入ったところは、3年以内の退職者率が低いと宣伝していたが、3年目になると半数近くが会社を辞めていった。
近年の退職者数を確認した方が良い。

(20代女性/2017~2019年)

いかがだったでしょうか。

個人的にはトイレや喫煙所の確認は「なるほどな~」と思いました。
確かに荒んでいる人たちが働く会社は喫煙者が増えそうです・・・

これからIT業界に転職する人はぜひとも参考にしてくださいね。

優良ホワイトSES企業経験者の口コミ

ここまではブラックSES企業にひっかからないようにブラックSES企業も関するご紹介ばかりでしたが、優良ホワイトSES企業に勤めた経験がある人の口コミも紹介しておきましょう。

研修制度は自分が受けたい内容のものは受講させてくれました。

残業代は全て払ってもらえた。残業が多い月は基本給よりも多い時もあった。

昇進したい人は、それなりに努力すれば昇進できた。
(50代男性/年収600万円)

新卒で入社したが、研修期間が4ヶ月と充実していました。

時期にもよるが、比較的残業が少なかったです。(月25Hほど)

残業代もちゃんと支給されました。

(20代女性/年収450万円)

今後の役に立つ対応力が身についた。(提案力、構築力、問題解決能力)
研修制度もきちんとあり、チーム内での連携ツールをうまく活用できていました。

(30代女性/年収500万円)

地方としては、比較的給与が高かった。

大会社のシステム子会社だったので世間体はよかった。

サービス残業はなかった。

(50代男性/年収600万円)

社風、雰囲気が穏やかで居心地が良いです。

残業抑制されており、高稼働にならないのもいいですね。

人事評価が曖昧ではなく分かりやすい会社です。

(40代男性/年収650万円)

このように、きちんと優良ホワイト企業を選ぶことで働きやすい環境でエンジニア経験を積むことができます。

本記事のポイントを抑えてぜひとも闇ブラックSES企業を選ばないようご注意ください。

優良ホワイトSES企業を選ぶなら、IT特化のエージェントを利用しよう

転職活動をするとき、多くの人が利用するのが転職エージェントです。

エージェントもたくさんあってどこを利用すればいいのか迷ってしまう人も多いですよね。

エンジニアに転職するなら、IT業界に精通した転職エージェントを選ぶのが成功の近道です。

ここではITエンジニアに特化したおすすめの転職エージェントを紹介します。

IT特化転職エージェントおすすめ① UZUZ(ウズキャリ)

UZUZ(ウズキャリ)とは?

  • 既卒・第二新卒・フリーター・ニートの就職に強い!
  • IT業界未経験の20代向けに特化
  • 就職内定率83パーセント、入社後定着率97パーセント!
  • IT講師による学習サポートあり!
ウェブスクマニア

UZUZ(ウズキャリ)はとにかく手厚いサポートで、丁寧なカウンセリングとサポートが評判です
!面接対策も1回の選考につき1時間もの時間をとって、あなたが万全の状態で面接に臨めるようサポートしてくれます。

本当に親身になってサポートを頂きました。

友人が以前UZUZを利用しており、私も今回転職をする際に利用させて頂きました。

担当いただいた石積さんには初回から内定が決まるまで、本当に親身になってサポートを頂きました。

転職について何も分かっていない状態だったにも関わらず、書類や面接など全てを一緒に相談し、作り上げて下さり、何よりも「早く内定を決める」というよりは「私が納得できる形で」という私の意思や意見を尊重してくれていた事に本当に感謝しています。

悩んだときは、石積さんも一緒に1つ1つ整理をして下さり、だからこそ転職をすることが出来たと思っています。

本当にありがとうございます。

Googleの口コミより

本当に親身になってサポートを頂きました。

キャリアアドバイザーに今山さん、プログラミング研修に菊繁さんに担当していただきました。思っていた何倍もいい会社に内定をもらいました。

上記のおふたりのサポートは非常に充実しておりました。相談はかなり話しやすく、聞いていただけました。分からないことを質問すればしっかりと対応してもらえます。面接の添削や修正はかなり助かりました。

プログラミング研修は自社の学習サイトがあり、1から勉強できると思います。あと、わかりやすい。動画学習なので何度も勉強できます。

Googleの口コミより

そして最もおすすめすべきポイントは、ブラック企業を徹底排除している点です。

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