KENスクールの評判口コミ！就職先はどこ？【辛口評価あり】

KENスクールといえば、対面型のマンツーマン個別指導が魅力の老舗IT専門スクールです。

日本全国８ヶ所に教室を持ち、かつオンラインにも対応しているため近くに教室がない方でも受講することが可能です。

創業３０年の歴史を持つスクールで、国の一般教育訓練給付金制度の対象講座にも指定されています。

この制度を利用すれば、受講料金の20%（最大10万円）の給付を受けることができます。

例えばKENスクールのWeb実践就転職総合コースであれば、

受講料　410,300円（入学金込）→ 実質　328,240円

となります。かなりお得ですよね。

お値段は他のスクールよりかなり有利であることは間違いありません。あとは気になるのは受講生たちの評判口コミですよね。

　
こんな疑問を解決できる記事を用意しました。

結論はこちらです。

当サイトはプログラミングスクール比較専門サイトであり、受講生や卒業生に独自に取材、アンケートを行ってきました。徹底的な業界調査、比較分析により、あなたに最適なスクールをご提案します。

評判口コミについてはありとあらゆる媒体から本音の口コミを集めてきましたので、参考になること間違いなし。

良い評判だけでなく悪い評判も集めているので、ぜひあなたのスクール選びの判断材料にしてくださいね。

KENスクールのコース一覧

KENスクールでは非常に多くの種類のコースが用意されています。

今回は、その中でもWebデザインコース、プログラミングコース、ネットワークコース、オフィスコース、CADコースについて紹介していきます。

 

コース	コース概要	講座
Webデザイン コース	Webデザイナーを目指すコースです。 クライアントの要望を踏まえつつ、使いやすいサイトを作るためのの学習をします。 サイトを作ることのだけでなく、クライアントの声をきちんとサイトで表現できるようになることを目指します。	Photoshop　　　　　　　　Illustrator　　　　　　　　HTML/ CSS　　　　　　　　CSS基礎　　　　　　Dreamweaver　　　　　InDesign　　　　　　　　　　スマートフォン対応　　　　　PHP　　JavaScript/Ajax/jQuery　　SEO
プログラミング コース	エンジニア・プログラマーを目指すコースです。 クライアントの要望に基づきシステムを構築することができるため、自分の作ったものが目に見えてやりがいを感じられる仕事です。 専門性が高く、一度プログラミングスキルを身に付けることができると人材として非常に重宝されます。	Java　　　　　　　　　　　　C言語/C++　　　　　　　　　組込み　　　　　　　　　　　スマートフォンアプリ　　　Webプログラミング　　　　VBA　　　　　　　　　　　VB　　　　　　　　　　　Unity　　　　　　　　　　　データベース
ネットワーク コース	ネットワークエンジニアを目指すコースです。 クラウド化が大きく進んだ現在では、ネットワークに関する知識／技術を持った人材はどの企業にも必要不可欠であり、システムの根幹を支えることができるネットワークエンジニアは今後活躍の場が広がりそうです。	CCNA　　　　　　　　　CCNP　　　　　　　　　Linux     　　　　　　　　Windows
オフィス コース	あらゆるビジネスシーンで必要とされるOfficeソフトのスキル向上を目指すコースです。 受講生のスキルや目的に合わせ、キータッチトレーニングからスタートし、WordやExcelをビジネスで活躍できるレベルまで身に付けていけます。	Excel　　　　　　　　　　Word　　　　　　　PowerPoint　　　　　　Access　　　　　　　　　VBA
CAD コース	自動車、船舶、家電メーカー、建築、土木などあらゆる業界で必要とされるCAD技術を身に付けることができるコースです。 ハイエンドCAD（3次元CAD）の中でも最も代表的なソフト「CATIA」「NX」を使用する3D-CADコースと建築業界で圧倒的なシェアを誇る「AutoCAD」の2CADコースが用意されており、それぞれの目的に沿って受講することができます。	CATIA　　　　　　　　　　NX　　　　　　　　　AutoCAD

引用元：KENスクール公式サイトより

• 細分化された講座が多く用意されており、ピンポイントで学びたい講座を受けることができる

例えばWebデザイナーコースなら、「PhotoshopやIllustratorの経験はあるけど、HTMLなどのコーディングとPHPだけ学びたい」という人もいるでしょう。

そんな時は単体講座を受講すれば、無駄な料金を払う必要がありません。

KENスクールのように細かく受講できる講座が分かれていると、自分の目的にあった学びたい内容／苦手な内容をきめ細かく取捨選択して効率良く学習を進めることができます。

 

• １つ１つ選んで受講することができる一方、講座を複数組み合わせたセットコースも用意されている

目指すべきキャリアに合わせ相乗効果が期待できる複数講座をセットで受講することもできるため、１つ１つ講座を選ぶことが面倒な人にもオススメです。

例えば、Javaの専門性を高めて就職を目指したい人には、「速習Javaシステムエンジニア就転職総合コース」を受講すれば、HTML/CSS、Java Webシステム、Oracleなど、Java周辺知識も含め１つずつ学ぶより複数講座を同時に学習した方が効果が高くなります。

KENスクールの特徴

他のスクールと比べた場合のKENスクールの特徴は次の５点です。

KENスクールの特徴①教室通学・オンラインを選べる

KENスクールでは、教室通学・オンラインを受講生が選択することができます。

近くに校舎がある人は教室通学で学び、近くに教室がない場合や通うことが難しい場合はオンラインで学びましょう。

教室通学の場合、複数の教室を併用して利用することができ、例えば平日は職場の近くの校舎で受講し、土日は自宅近くの校舎で学ぶといったようなことができるので効率良く学習することが可能です。

KENスクールの教室一覧は下記の通りです。

地域	教室
関東	新宿本校　池袋校　北千住校　横浜校
東海	名古屋校
関西	梅田校
北海道	札幌校
九州	福岡校（法人のみ）

注意点として、オンラインコースでは受講できるコースが限定されているため、自分が受けたいコースが教室限定になっていないか確認してから申し込みましょう。

また、随時オンラインで受講できるコースは拡充しているようなので最新情報をチェックしてみることをオススメします。

KENスクールの特徴②徹底した完全個別マンツーマン指導

KENスクールでは個別マンツーマン指導を徹底しています。

多くの個別指導を謳うスクールでは、生徒複数人に対して講師１人が対応するようなところでも「個別指導」と宣伝しているところもある中、KENスクールでは生徒と講師が完全に１対１のマンツーマン体制で指導します。

したがって、質問したい時にいつでも講師に質問することができ、疑問点の解消を先延ばしすることなくすぐに対処することができます。

KENスクールは３０年以上ITスクールを運営しており、個別マンツーマン指導の先駆けを始めとして業界をリードする学習スタイルを確立してきています。

KENスクールの特徴③フリータイム制（複数の校舎を併用可能）

KENスクールでは複数の校舎を併用利用できるフリータイム制を導入しています。

これは、受講生の学習したいやる気を継続させるため、いつでもどの校舎でも学べる環境を提供し、「学びたい」と思った時にすぐに学習できるようになっています。

また、忙しい会社員や学生の受講生を考慮して都合に合わせて校舎を選ぶことができ、柔軟に学習スタイルを組み立てることができます。

一部、日程の決まっているクラス制の講座のみ受講可能な校舎が限定されていますが、それ以外は全て通学する日時の縛りはありません。

KENスクールの特徴④教室のパソコンを使い放題

KENスクールでは、受講の予習・復習等のために利用できるパソコンを各校舎に準備しています。

しかも、無料でパソコンやソフトを利用することができるので、自宅にパソコンを持っていない人でも安心して受講することができます。

教室が空いている時間はいつでも利用することができるので、思う存分教室のパソコンで学習することが可能です。

KENスクールの特徴⑤給付金・助成金の対象スクールである

KENスクールでは国の教育助成金制度の対象となっているため、お得に受講することができます。

この条件に当てはまる人で対象講座を受講した人は、受講料のうち20%の支給を受けることができます。
（最大１０万円まで）

KENスクールで一般教育訓練給付制度の対象となっている講座は次のとおりです。

 

コース	訓練期間	受講時間	講座価格※	給付後価格 （実質負担額）
Web実践就転職総合コース	6ヶ月	111時間	410,300円	328,240円
Web実践キャリア就転職総合コース	6ヶ月	92時間	365,200円	292,160円
Javaプログラマー養成コース	6ヶ月	101時間	434,500円	347,600円
Android&Javaエンジニア就転職総合コース	9ヶ月	180時間	579,700円	479,700円
Excel VBA Standardライセンスパック	6ヶ月	62時間	224,400円	179,520円
基礎からのMOSMaster	9ヶ月	160時間	498,300円	398,640円

※入学金33,000円込・税込

なお、一般教育訓練給付金制度を利用できるメリットを他スクールの類似コースと比較すると次のようになります。

給付金制度の経済的なメリットがいかに大きいか理解できると思います。

スクール	コース	受講期間	料金(税込)
KENスクール	Web実践就転職総合コース	6ヶ月	410,300円 →328,240円(給付金利用後)
デジタルハリウッド	Webデザイナー専攻	6ヶ月	495,000円

Webデザイナーの老舗スクールといえばデジタルハリウッドが有名ですが、国の給付金対象コースにはなっていません。

受講料を比べると同じ６ヶ月間という期間でこれだけの差が出てしまいます。

KENスクールの評判口コミ

ここまでKENスクールの特徴を説明してきました。

では、実際にKENスクールに通ったことのある人がどのような感想を持っているのか、評判口コミを紹介していきます。

調査結果をまとめると、Java系コースを受講した人の口コミは上々、Webデザイン系はイマイチな印象です。

マンツーマン個別指導が売りのスクールなので、「質問しやすい」「自分のペースで進められる」と言う口コミの一方、「本当の意味のマンツーマンじゃない」「人が多い日は質問しにくい」と言ったマイナスな口コミもありました。

KENスクールの良い評判・口コミ

KENスクールの悪い評判・口コミ

「（講師が）プロとはいえず、知識が浅いなぁと感じる場面がしばしば」

30代前半(女性)／2018年1月から現在まで
Web・DTBデザインコース
新宿校

立地を最優先で選んだKENスクール。
通い始めてから気づいたのですが、講師の知識が甘いのではないかと。
私はWebデザインを学ぶコースなのですが、講師が大学生？専門学校生？の時があります。プロとはいえず、知識が浅いなぁと感じる場面がしばしば。
私はWebデザインについて全く初学なのでそれでも彼らから学ぶことは多いです。
しかし、中級以上のコースはほかの、専任講師がたくさんいるパソコンスクールに行ったほうが良いかもしれません。

PCスクールナビより

「講師の教え方にかなりのバラツキがある」

30代後半(女性)／2017年11月～2018年5月
webデザイン・コーディング
新宿校

一人の講師に複数の生徒がいるので、実際はマンツーマンの体制ではないです。

待たされることが多々あり、予約をして言っているにもかかわらず、課題が進まず、ほとんど何もしないで終わることもありました。

講師の教え方にかなりのバラツキがあって、ベテランのような講師の人もいましたが、正直教えるのは下手でした。逆に若い講師の方が制作の仕方が時代に合ている気がしました。予約が取れない時期があり、半年という決められた期間で学ばなければいけない環境でしたが、最後の方は行かずに独学で学んでいました。

PCスクールナビより

「個別指導といっても・・・」

40代前半(男性)／2016年4月から半年間
ウェブデザイン
池袋校

私は個別のWebデザインコースを通っていましたが、講師の熱意に差があると思います。
通う時間が遅いせいもあるかも知れませんが、講師が疲れきっていてやるきがない人がいます。
個別指導といっても、その時間帯に通っている人達すべてに対応しなければいけないので、人数が多い時や質問が多い時は人手不足を感じました。
質問したり、自分で学習していくことが苦手な人にとっては、勉強しにくい環境だと思います。中には面倒見が良い講師もいたので、余計にその差を感じてしまいます。

PCスクールナビより

KENスクールの転職サポート・卒業生の就職先

KENスクールでは、スキル習得だけでなく、スクール卒業後の転職サポートにも力を入れています。

ここでは、転職サポートと卒業生の就職先について解説していきましょう。

KENスクールの転職サポートとは？

KENスクールには受講生の就職・転職活動をフォローする専門のグループ会社である株式会社アウトソーシングテクノロジーの人材エージェントチームがあります。

各受講生の特長や意向を踏まえつつ専任のキャリアコーディネーターが仕事の紹介や面接練習を行ってくれます。

ちなみに、就転職先はKENスクールの紹介した企業／自己応募(自分で企業を探す)いずれも可能ですので、受講生一人一人にあった企業を自由に選ぶことができます。

また、自己応募でも履歴書の添削や面接練習を受けられるので安心してくださいね。

就職・転職サポートの流れは次のとおり。

1. カウンセリング
2. 面談対策
3. 企業紹介
4. 選考
5. 内定
6. 入社

受講生はアドバイザーと面談し、将来のキャリアビジョンや受講の目的を細かく相談することで的確な学習アドバイスをもらったり、就転職先企業の選び方について専門的な意見をもらうことができます。

具体的には、多くの受講生が各カリキュラムの７割程度の学習が終わったころから就転職に関する活動を開始するため、学習を進めつつ就転職に向けて企業研究などを行っていきます。

ちなみにKENスクールでは手厚い就転職フォロー体制により、受講生の８３%が就職・転職をしています。

また、受講しているコースのカリキュラム修了後でも、就職先・転職先が決まるまで就転職サポートを行ってくれるので安心です。

KENスクール卒業生の就職先は？

Webデザイナーコースの卒業生の就職先は、公式サイトで紹介されている方で「テンプスタッフテクノロジー」が挙げられていました。

その他の具体的な就職先は情報がありませんが、実際にWebデザインコースを受講した方によれば、現役フリーランスWebデザイナーの講師からフリーランスになるための様々な情報をもらうことができたという口コミも。

また、Webデザイナーへの転職なら、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGもおすすめです。

本家デジタルハリウッドと有名Web制作会社のLIGの共同運営スクールで、実践さながらの高レベルなカリキュラム、手厚い就職転職サポートで多くの卒業生を希望の転職成功へと導いています。

次に、エンジニア志望の場合です。

KENスクール卒業生の具体的な就転職先企業については、基本的には株式会社シンクスバンクなどKENスクールのグループ企業が多いです。

いわゆる客先常駐（SES企業）企業ですね。

SES企業はインフラ関連や業務系システム開発の受託開発会社に出向するケースが多いため、Javaやネットーワーク系の資格取得、カリキュラムに強いです。

Javaを学習してSES企業に就職するなら、受講料無料・優良ホワイトSES企業への就職実績が多数なGEEK JOBもおすすめですので、ぜひ一度無料カウンセリングを受けてみてください。

KENスクールの注意点

完全マンツーマン個別指導や手厚い就転職支援のあるKENスクールですが、受講する上で注意点もあるので気を付けましょう。

就職・転職できたという口コミが少ない

就職・転職サポートが充実していると紹介しておきながら残念あお知らせですが、実際に

「KENスクール卒業後に転職できました！」という口コミがほとんど見当たりません。

公式サイトには数人の卒業生のコメントが並べられていますが、ネット上で探しても他のスクールに比べて「KENスクール卒業後に内定もらいました！」という口コミが見つからないのです。

しかし公式サイトには受講生の就職率８３パーセントという数字を公表しているので、

この点が不安な方は無料カウンセリングで直近の就職実績を確認してみることをオススメします。

チャットの質問対応がない

多くのプログラミングスクールがチャットでの質問対応を導入していますが、KENスクールでは現在導入されていません。

チャットでの質問対応ができれば、学習していて不明点があった際気軽に講師へ質問することができますし、時間を問わず質問できる場合も多いので非常に便利です。

その点、KENスクールではチャットができないため質問するハードルが高くなったり、質問できる時間が制限されるため注意が必要です。

KENスクールに向いている人

KENスクールの特徴や注意点を解説してきましたが、次にKENスクールを受講するのに向いている人はどのような人か説明していきます。

1. 講座を単体で受講したい人
   
   KENスクールでは受講できる講座の種類が非常に豊富です。
   例えばWebデザインコースの場合、Photoshop、Illustrator、HTML/CSS、Dreamweaverなど、単体で学べる講座も多数揃えており、受講生がピンポイントで学びたい内容を無駄なく学習していくことができます。
   また、受講開始後に学びたいことが増えた場合でも豊富な単体講座から自分の好きなように選ぶことができるため、途中で学習の方向感が変わっても安心です。

1. 他スクールよりも割安で受講したい人
   一 般教育訓練給付金制度を活用して最大２０％割引になる制度があるため、他のスクールより割安で学習することができます。
   割引対象となるコースや細かい条件などを確認の上、受講したいコースが該当している場合は忘れずに給付金の申請をしましょう。

KENスクールに向いていない人

では、反対にKENスクールに向いていない人はどのような人なのでしょうか？

それは、Web系エンジニアに転職したい人です。

KENスクールの就職支援は、主にJavaの求人です。就職先は主にSES企業になります。

そのためWeb系エンジニア（Ruby,PHPなど）を目指したい人には向かないスクールになります。

Web系エンジニアを目指すならWeb系企業への転職成功実績が多いスクールを選びましょう。

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